東北新幹線の運行状況確認方法
東北新幹線は、東京〜新青森間を結ぶ新幹線です。
知っての通り、2011年に起きた東日本大震災では線路の損傷や架線の切断などの被害に見舞われ、全区間で運転を中止しました。
その後、順次運転を再開し9月下旬には全線が震災前のダイヤに戻るまでになりました。
あの時は、列車も道路も寸断され、本当に未曾有の事態となり大混乱となったあの時の映像・記憶は新しいと思います。
東北新幹線も立ち往生して、余震の恐怖に度々襲われながらも線路上を歩く乗客の姿を今でも鮮明に思い出します。
あのような大惨事においても、やはり日本の新幹線の技術はとても高く、一人の乗客にも怪我がなかったというのは本当に素晴らしいことだと思います。
あの時のあのような激しい揺れにおいても東北新幹線が無事でいたのは、大きな揺れが来る前に新幹線にブレーキをかける「早期地震検知システム」という仕組みが働いたそうです。
地震の初期微動を検知し、架線への送電を停止することによって列車を停止させるというこのシステムにより、大きな揺れの前にブレーキをきかせて減速し、安全に緊急停止ができたために、この東日本大震災においてもけが人が出ることもなく今まで新幹線乗客に死亡事故がないという記録を作っているのでしょう。
さて、そのような素晴らしい東北新幹線の技術ですが、やはり運休や遅延という事態は全くゼロというわけではありません。
新幹線を利用する際は、事前に運行状況を把握することはとても大切だと思います。
東北新幹線の運行状況を知るためには、まず一番簡単な方法はJR東日本のホームページで確認する方法です。
タイムラグが多少あり、更新のタイミングによって実際の情報とズレが生じる場合もありますが、目で見える情報ですので聞き間違えなどによる情報ミスの心配もなく、あくまで目安として利用するのにはとても便利です。
JR東日本のホームページ上で、「運行情報」または「運休情報」というところから新幹線および在来線特急等の運行状況が確認できます。
またラジオやテレビにおいても情報が流れますが、ラジオの場合は常にその情報だけを流しているとは限らないので聞くときのタイミングにもよりますが、情報の更新によるタイムラグはないので最新の情報はJR東日本のホームページで確認するよりはより確実だと思います。
いざ新幹線を利用する際に運休や遅延などの状況にあたふたするより、利用する前には運行状況を確認しておくことはその後自分がどう動くべきかなどの柔軟な対応ができますね。
JR東日本のホームページでの確認は、出先でも携帯電話ひとつで可能ですから、是非とも習慣づけるのがいいと思います。
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